ユーザー訪問記〜板柳町Nさん(オーディオ編)〜

家を新築の際、1階に作ったオーディオルーム。入り口付近から撮影した画像です。やや低く見えるのは床がコンクリートのたたきになっているからです。このため、床は全く振動しないし、天井を高くする事ができたそうです。


スピーカー(手前)はE.J.ジョーダンの傑作ユニット、英国グッドマン社のアキシオム80がお気に入り。普段はこちらで音楽を楽しんでいるとの事です。
後方は特注ボックス(アルテック612C銀箱と同サイズの物を米松で作り突き板仕上げとしている)に604B同軸ユニットの低域のみ使用し、802-8Dドライバー&511ホーンを中高域に使用。
上の写真はスピーカースタンド下部に設けられた自作ネットワークです。
クロスオーバー周波数や減衰特性は何度も試聴を繰り返して決定しました。
パーツの選定にも相当御苦労された様子でした。

コントロールアンプは管球アンプの名器、マランツのモデル7。

パワーアンプも名器、QUAD 2。左側はWE300B使用の自作。

アナログプレーヤーはトーレンスTD520、SME3012、オルトフォンSPUの組み合わせでこちらも定番中の定番。モノラルを聴くことが多いそうです。因みにCDはフィリップスLHH800Rでした。

調整中のNさん(中央)。部屋の要所要所に吸音・拡散パネルが取り付けられ、ルームアコースティックをコントロールしています。聴かれる音楽は非常に幅広く、ジャズ・クラシックを中心にポップス・演歌まで(!)網羅しています。ジャンルにこだわらず良い物は何でも聴くという姿勢には1オーディオファンとして学ぶべき物が多々ありました。(事実、この日聴かせていただいた美空ひばりと石原裕次郎はGOOD!でした)

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