WE555ドライバーを中心とした3ウェイシステムが、ようやく完成しました。簡単な御紹介を致します。
組み上げる前の状態です。低域はALTEC/817AエンクロージャーにALTEC/515Bを2発使用。ホーンは、カンノ製作所のK-22というWE22Aのコピーです。専用吊り下げ金具にセットされています。
K-22ホーンの根元の部分に、アダプターを介してWE555を取り付けます。
WE555ドライバー。前オーナーが、カンノ製作所から購入した物です。2014年春に、ダイヤフラムをエール音響さんに交換して貰いました。
泣く子も黙る(?)Western Electricのプレート
ツイーターもカンノ製作所のK-597というWE596/597のコピーです。ホーン部を叩くとチーンという良い音がします。
ネットワークはNWT-74-3というカンノ製。クロスオーバー周波数は、約200Hzと5kHzです。
カンノでは、ミッドとハイのユニットの間に、この50N20Gというトランス式アッテネーターを入れるよう、指示しています。
使用アンプですが、色々試した結果、現在は、プリにオクターヴ/HP-700、パワーに同じくオクターヴ/V-70SEのパワー部を使用しています。半導体方式のアンプでは、当方手持ちの物では、全くだめでした。管球式でも、例えばWE300Bシングルをパワー部に使ってみましたが、低域を、コントロールできないようでした。また、私感ですが、カーリングホーンには、パワーのあるアンプが良いように感じます。マッキントッシュ/C-22とMC30の組み合わせが最もしっくり来た感じでしたが、HP-700の解像度の高さと、マッキンと同様の音楽性の高さから、現在は、この組み合わせとしています。