4.システムのチューニング

パイプダクト寸法
エンクロージャー
内容積(L)
21-
28
29-
42
43-
56
57-
84
85-
113
114-
141
142-
169
170-
197
198-
225
226-
253
254-
281
282-
310
311-
338
スピーカーユニット

LE8T
PR8 19C
8Bダクト
-------
PR8
45C
11Bダクト
-------
PR8
84C
14Bダクト
84C
8Bダクト

D208
84C
9Bダクト
168C
13Bダクト
168C
5Bダクト

D123-3
84C
5Bダクト
168C
6Bダクト
168C
ダクトなし

D131
D130
130A
130B
84C
ダクトなし
258C
8Bダクト
323C
8Bダクト
323C
5Bダクト
516C
10Bダクト
516C
8Bダクト
613C
8Bダクト
742C
8Bダクト

LE10A
45C
11Bダクト
84C
14Bダクト
84C
8Bダクト

124A
45C
13Bダクト
84C
15Bダクト
84C
10Bダクト

LE14A
84C
19Bダクト
84C
14Bダクト
84C
8Bダクト
84C
6Bダクト
168C
13Bダクト

LE15A
168C
18Bダクト
-------
PR15
168C
13Bダクト
-------
PR15
168C
8Bダクト
-------
PR15
258C
13Bダクト
-------
PR15
258C
10Bダクト
258C
8Bダクト
258C
5Bダクト
258C
ダクトなし

136A
84C
11Bダクト
-------
PR15C
168C
20Bダクト
-------
PR15C
168C
15Bダクト
168C
13Bダクト
JBLユニットをマウントするエンクロージャーを独自の設計で製作される場合は、JBLによって決められた上の表を参考にして、パイプダクトのチューニングを行ってください。表に示されている各エンクロージャーの内容積に対するパイプダクトの開口面積とダクトの長さの推奨値により、十分な低音域性能が得られます。ただし、表の値は記載されているエンクロージャー内容積の範囲に対する平均値ですから、より一層の低音域性能を求められる場合は、さらにこまかく調整してください。ダクトの細やかな調整は、下の表を参照してスピーカーのインピーダンス特性を実測し、チューニング周波数が推奨値になるよう調整してください。
チューニング周波数

スピーカー
ユニット

口径

チューニング
周波数
124A
136A
30cmウーファー
38cmウーファー

26Hz
LE8T
LE10A
LE14A
LE15A
20cmフルレンジ
25cmウーファー
36cmウーファー
38cmウーファー

32Hz
D123-3
D131
D130
130A/130B
30cmワイドレンジ
30cmワイドレンジ
38cmワイドレンジ
38cmウーファー

45Hz
D208 20cmワイドレンジ

55Hz
 システムのチューニング周波数(反共振周波数)がユニットの推奨値よりも高い時には、ポートの一部を覆うか、パイプダクトがある場合は、そのダクトを長くしてください。逆にシステムのチューニング周波数が推奨値より低い時には、ポートを大きくするか、ダクトを短くしてください。パッシブラジエーターのチューニングは、チューニングディスクを増減して行います。システムのチューニング周波数が推奨値よりも高い場合は、ディスクの数を増やし、低ければ減らします。チューニングディスクの着脱が楽に行えるように、パッシブラジエーターを一時的に裏返しに取付け、調整することもできます。

1.アンプとスピーカーの接続方法
2.ワイドレンジ・フルレンジ・ウーファー
3.パッシブラジエーターの取付
4.システムのチューニング
5.スコーカー・ドライバー・ツイーター
6.ホーンレンズ
7.ネットワーク
8.ネットワークの接続

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