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時間を超えて未だに絶大な人気を誇るJBLのユニット群。まさに名器の名を欲しいままにしてきたと言っても過言ではないでしょう。しかし、肝心の使いこなしとなると「?」と思う事が多々あります。 JBLは非常にシステマティックに各ユニットを構成するメーカーです。一つのキャビネットに数種類のユニットを組み合わせてラインナップを充実させてきたのです。おのずと各コンポーネントには、組み合わせについて「決まり事」があるのです。例えばクロスオーバー周波数がxxxHzだからといって勝手にネットワークを自作してもJBL本来のサウンドが得られる事はまずありません。 初期のJBLユニットには製品の中に、この「決まり事」を解説した取扱説明書が付属されていました。この説明書に従って各ユニットを接続する事によって「最低限」の「理想的なJBLサウンド」が約束されていたのです。以下は、その取扱説明書の抜粋です。もしも初めて御覧になる方は改めてJBLの先進性・合理性に驚かれる事でしょう。また、ベテランの方にとってはもう一度基本に戻ってみるきっかけになるかもしれません。 コンポーネントの楽しさは自由な組み合わせで自分の好みのサウンドを追求できる点にあります。ただし、押さえておくべき基本はあるのです。基本を知っていて崩すのと知らないで崩すのとでは結果は明白でしょう。一人でも多くの方にJBLサウンドの素晴らしさを味わっていただきたいと思い、J.B.ランシングの祥月、本ページを作成しました。多少なりとも御参考になれば幸いです。(2004年9月 E-STAFF 長谷川) 尚、記載中の寸法はインチから変換した値ですので多少の誤差を伴います。 |
本ページには以下のユニットについて記載されています。 LE8T,D208,D123-3,D131,D130,130A,130B,LE10A,124A,LE14A,LE15A,136A,PR8,PR15,PR15C, LE5-2,LE20,075,077,LE175,LE85,375,HL87,HL88,HL89,HL90,HL91,HL92,HL93, LX2,LX5,LX8,LX10,LX11,LX13,LX30,LX50,LX80A,N502,N802,N1200,N2400,N7000,N8000,LX200B,LX300 |
1.アンプとスピーカーの接続方法 2.ワイドレンジ・フルレンジ・ウーファー 3.パッシブラジエーターの取付 4.システムのチューニング 5.スコーカー・ドライバー・ツイーター 6.ホーンレンズ 7.ネットワーク 8.ネットワークの接続 |
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